05, 08. 2012 ルリタマアザミ


あれ程暑かった7月は遠い日のことの様に,8月に入ってから気温が低めの日が続いている。尤もこの位の気温が当たり前で,先月が異常に高かったのかも知れないが、落差が大きく肌寒くさえ感じる。6月から蕾を上げていたルリタマアザミが色付いて来た。今月のモデルに,トルコキキョウ、キンコウボクと合わせて使用することにした。突起の一つ一つが種子になるので,早めに切り取らないと発芽率が高く大変なことになる。




教室を終えて掃除を済ませ,夕食の素材を買い求めかたがたの散歩に出かける。栗の毬がまた少し大きくなって来ていた。急に気温が下がった所為か、実を赤くし始めたナナカマドが見られた。未だ8月に入ったばかり。少々早とちりと思われる。方々のお宅で,大輪の百合が満開状態。粘り着く様な香りが漂っている。住宅街の中の菜園では、馬鈴薯の葉はすっかり枯れ,玉葱が大きくなって来ていた。







東の沢に沿って北へ向う。先日花を見付けたフウセンカズラが勢いを増し,実を付けていた。実が膨らむ前の扁平な形が可愛らしい。今年も門柱の傍で,ガマが穂を上げていた。葉の枯れが目立つのは,7月の降雨量が殆どなかった為だろうか。空地を彩っていたムラサキツメクサは、朽ちて焦茶色になってしまっていた。買物を済ませて戻る頃には空は雲で覆われ、雨が近いことが感じられた。






ルリタマアザミ Echinops ritoro キク科