06, 08. 2012 リシリリンドウ


昨日は、前夜からの雨が降ったり止んだりするすっきりせぬ天候となった。雨が熱気を洗い流して行く感じがする。天候はすっきりしなかったが,続いていた左目の眼底の痛みが少し和らいで,気分は良くなって来た。服用し始めた薬の所為か,絶えず冷やしている効果なのかは判らない。

オリンピックも佳境に入って来た。スポーツは全く出来ないが,観るのは嫌いではない。競技には余り興味はないが,トライアスロン競歩を観た。前者はハイドパークが、後者はバッキンガム宮殿から東へ延びる道が競技の場だった。甥の結婚式で出かけた折,義妹や姪と朝散歩した公園の情景が思い出されて懐かしかった。夜分に街中を走るマラソンも観た。前半生憎の雨だったが,2006年と2010年に歩き廻った街の様子が甦った。

午後に入って雨が一時上がった。数日前から咲き始めたリシリリンドウの花が増えて来た。6月下旬迄は茎が屹立しているが,やがて放射状に茎は寝そべってしまう。咲く姿は好ましくないが、花の青さが気に入っている。




葉書を投函かたがたの散歩に出かける。右目の視野が狭まっているので,信号のない道を渡る折には、2度確認してから渡る様に心がけている。葉書を投函し終えて,南の東町公園へ向った。何時もは子供達で賑わう公園も,人影がない。公園を斜めに通り抜け,南へ向った。先日見かけた葉の小さなスモークツリーが、満開状態だった。高い塀から,ウドの花が覗いているお宅があった。洋種のモモだろうか。赤い色が強い桃が実を付けていた。夏の初めに眼を楽しませてくれたオオヤマレンゲの実が色付き始めていた。






時折雨粒が感じられる。もう少し歩き廻りたかったが、戻ることにした。昨年切詰められた街路樹のシナノキとオオバボダイジュに実が付いていた。来年はもう少し花が咲くのだろう。哀れな姿になってしまったが,中々逞しい。




リシリリンドウ Gentiana jamesii リンドウ科