23, 07. 2012 キキョウ


昨日も朝方は曇空だったが,10時を過ぎて空が晴れ渡った。洗濯機を仕掛けて,水撒きをする。前日朝忙しく心配な植物のみに水をかけたので,しっかり水を撒いた。キキョウが次々と花を開く。日持ちの悪い一日花なので、咲き終わった花の始末が大変。前を通る度に手で摘んで除去する。現在は西側の二箇所で咲いているが,やがて内庭の中央,家の東側へと、開花が進んで行く。其の侭にしておくと、折角咲いた花が綺麗に見えない。サラサドウダンの下で,ハナヒリノキも花を開き始めた。花といっても,実の様な目立たぬ花で,ナツハゼの花に似ている。





礬水の状態が悪いので始めた動画の仕事が中々進まない。気長に天候状態の悪い間を埋める仕事としてやって行こうと思う。午前中からパソコンとにらめっこで目が疲れて来たので,2時過ぎに散歩に出かける。姪の誕生日が近いので,渡すものを包む用紙を帰りがけに買い求めようと,住宅街を南東に進む。サワフタギと教えて頂いた樹は、丸く小さな実を突き出していた。東側の枝の葉が,紅葉している。栗の巨木は殆ど花を落とし,毬が僅かに大きくなって来ていた。





住宅街の中の畑の前を通る。長葱かと思っていたのは,玉葱だった。南の奥の方に溝が掘られて、長葱が植えられていた。土を掛けて,茎を白くするものと思われる。野菜は作ったことがないので、畑を見るのは面白い。玉蜀黍の穂が折れ曲がり,もう実が生っていた。花盛りだった馬鈴薯の花は散って,葉が大分黄ばんで来ている。




塀の外で,セイヨウオニアザミが咲いていた。花は悪くないが,葉が大きく棘が鋭い。花の跡は白い綿毛となって、方々に自然発芽する。エゴノキの実が,雫の形になって来ていた。オカトラノオが見事に咲いているお宅があった。





東の沢を背にした住宅街を北へ向う。ツリバナの蕾が大分膨らんで来ていた。小さな木なのに,良く花を付ける。フウセンカズラに小さな白い花が咲いていた。この様な小さな花から,酸漿を小型にした様な実になるのだから,面白い。ヤブカンゾウが咲き始めていた。カンゾウキスゲの類いは形状もすっきりして黄色もが強くて好ましいが,ヤブカンゾウは花弁が多く色も赤味が強くて、見るだに暑苦しい。





水色の和紙と青いリボンを買い求めて戻る。ドラッグストアの駐車場の北を見ると,先日までローシャンなーの色を見せ,一面に広がっていた雑穀が刈り取られ,大きなロールが転がっていた。シナガワハギとシロバナシナガワハギは未だ花を付けていた。



キキョウ      Platycodon grandiflorus キキョウ科
セイヨウオニアザミ Cirsium vulgate キク科 アメリオニアザミ