02, 06. 2012 クリンソウ


曇の予報だった昨日は、午前中は晴れて陽が射した。ゴミの集荷日だったので、切詰めた枝や雑草の詰ったゴミ袋を集荷場所に運ぶ。先に開いた西側のヤマシャクヤクは散って、東側の花も花弁がすっかり開いてしまっていた。ニシキギが、緑色の花を開いていた。クリンソウが咲き出した。周囲に出ている株を、直ぐ西のサクラソウの株かと思っていたが、クリンソウが自然発芽したらしく、小さな花序に花を付けていた。程の良い間隔で発芽してくれた。







午後から札幌へ出かけた。友人の写真家森三千代さんが、テンポラリー スペースで、大木裕之氏とコラボレーションをしておいでのことが判った為。電車が白石を過ぎる頃、地面が濡れているのに気付いた。西の山並みは雲に覆われていた。地下鉄で北へ向い、小雨の中を画廊に辿り着く。画廊1階は、足の踏み場もない程に、様々な物体が散乱していた。大木氏の作品は2階の回廊から見下ろし、森さんの作品は1階から見上げると面白い。透明の判にプリントされた写真が面白かった。プリンターでプリントアウト出来るらしい。大きな判が入手出来たら、作品をプリントしてみたいと思った。






コーヒーを戴いて一服している間に、雨は小止みになっていた。画廊を辞して、北大の構内を歩いて駅に戻ることにした。銀杏並木が実度色に衣替えをしていた。夥しい数の雄花が落ちて、黄色い帯を作っていた。ハルニレの実を愉しみにしていたが、枝の位置が高くて良く見えない。クラーク会館前のハルニレの小枝に、漸く小さな実を見付けた。





駅前で生花と茶菓を買い求めて戻る。最寄りの駅に着いたら丁度良いバスがないので、余り距離を歩かなかったので歩いて戻ることにした。中央の沢を渡り、住宅街を北東に戻る。気掛りだったツキヌキニンドウを見に立寄った。開花間もない花は白くなり、時間が経つと黄色に変じている。形状も花の在り様も、不思議な植物。住宅の庭に、アカバトチノキの苗木が植えられていた。花を付けている。添え木があって、植えられて間もないことが判る。大きく育つのをご存知なのかと、要らぬ心配をした。ここ数年増えて来たモンタナが盛大に咲いているお宅があった。テッセンに似ているが、花弁は4枚で丸みがある。花の形状は、テッセンの方が美しい。





クリンソウ Primula japonica サクラソウ
ニシキギ  Euonymus alatus ニシキギ