28, 07. 2015 独活の花咲く


昨朝の曇空は8時過ぎには開け、陽が射し始めた。ずっと日射しが望めぬ予報が出ていたが、土曜日に制作途上の作品を水張りしておいて正解だった。朝食後、直ぐに制作に取り掛かる。絵具の乾きを待つ間に、庭に出て引き抜いた熊笹の残りをゴミ袋に詰め込み、花期の終ったカスミソウを切り取ってゴミ袋に入れて、今日の集荷の為に集荷場所に近い場所に運ぶ。家の東側が、少しすっきりした。花序を上げていたタカネオミナエシが花を開き、クサレダマも咲き始めた。




昼食後もう一度加筆をして、散歩に出掛けた。薄雲が大分広がって来ていた。自宅の1軒おいて東を、南北に通る幹線道路が走っている。此の道の両側に、シナノキが街路樹として植えられている。長く香りを放っていたシナノキも散り出して、歩道に積った花弁の量が多くなった。シナノキの花弁を踏みながら、南へ向かう。塀からオカトラノオが覗いていた。奥を見ると、庭中にオカトラノオが広がっている。ドクダミセイタカアワダチソウも混じっているので空家かと思ったが、窓が一箇所開いていた。






少し南には、切り詰められたネムノキのあるお宅がある。都合良く下に伸びた枝には、開花が間近い蕾が付いていた。鉄道林前の道に出る。ヒバに絡まったガガイモを見に立寄ったが、ヒバが大分枯れてガガイモも少なくなっていた。





鉄道林前の道を東へ向かう。昨年ピラミッドアジサイと教えていただいた植物が、花序を上げていた。見事に実を付けているサルナシを見て、住宅街を北西に戻る。ウドが花を開いていた。春に芽を山菜として賞味されるウドもタラノキも、開花は遅い。玉葱が随分大きくなっていた。先日通った折に、葉が傷んでいた里芋は、新たな葉を出していた。






今朝は曇空。陽が射さぬ予報なのに、30度近くまで気温が上がる予報が出ている。猛暑日の地点が続出し、列島は灼熱列島となってしまった。