20, 05. 2012 バイモ


朝夕は雲に覆われたが、昨日は日中は良く晴れた。陽の明るさに反して、気温は余り上がらず、風が冷たい。4月の雪や5月の雨で、北海道の農作業が遅れていると報じられていた。教室を終えて、臭気の強い油絵具の始末をした布や紙片が入ったゴミ袋を庭に出す。蕾を膨らませていたバイモが開いていた。葉の先端が細くなり渦を描く特徴がある。未だ蕾も有り、暫くは楽しめそう。ウルップソウも、花序の下から花弁を色付かせていた。






掃除を済ませ、2時過ぎに買物がてらの散歩に出かけた。西隣のお宅の切詰められた桃に、花が咲いていた。シラカバ公園を南に抜ける。葉が量塊を増して、日陰が出来始めていた。一番通りを西へ向う。高いフェンスに巻き付いたテッセンに、蕾が付いていた。春の花は咲き揃い、初夏の花へと移行し始めている。不思議な形状のツキヌキニンドウを見に立寄る。2段目までの蕾が出ていた。







中央の沢の東の遊歩道を北へ向う。二番通りを越えて、北の沢の遊歩道に入る。遊歩道は日陰が出来て、少し肌寒かった。西から雲が広がって来ていた。池の水面には、昨日もさざ波が立っていた。トチノキが天狗の団扇の様な葉を広げていた。三番通りを越えて、北の住宅街を東に戻る。もう花序を下げている藤があった。殆どの藤は、未だ花序を上向きに上げている。キウイが丸みのある葉を広げていた。どの様な花を付けるのかを愉しみにしている。ゴンズイかと思われる木に、小さな蕾が出ていた。花が見られると、同定し易くなる。西からの雲は大きく広がり、頭上まで迫って来ていた。







最も東に位置する小公園から見える名称不明の大木の緑が増していた。東に見える平屋の農業改良促進センターの建造物には、灯りが点いていない。三番通りに出て、南から広い駐車場に入った。やはり、落葉松の若葉とは異なっていた。土日は無人になるので、時折お邪魔させて頂くことにしよう。




ウルップソウ Lagotis yezoensis ウルップソウ
バイモ    Fritillaria thunbergii ユリ科