10, 04. 2012 愚図つく天候


相変わらずの愚図ついた天候が続く。昨日午前中は僅かに薄日が射したが、午後に入って雲が重く垂れ、薄暗くなった。2時前まで仕事を進め、散歩に出かけた。風も余り強くはなく、薄暗い割合には暖かかった。寒さや強風で敬遠していた四番通りを廻って来ることにした。住宅街を西へ向う。彼方此方でフクジュソウが見られたが、庭の福寿草は未だ雪の下。イチイの生垣の下に、フッキソウを見付けた。もう蕾が付いていた。



北の沢の大分手前の、南北に走る幹線道路を北へ向う。冬から見ていたレンギョウの蕾が、僅かに黄色くなっていた。緩い下り坂を降りて行くと、農場の土手の雪は融けて、押し潰された枯草が現れていた。雪にも負けなかった、ノラニンジンが風に揺れていた。





四番通りを東へ戻る。キタコブシを見上げたが芽は黒く見え、開花は遅れそうな感じだった。樹の根元の雪は融け、北へ続く木立前の流れがもう少しで現れそうだった。四番通りの南へ続く木立は、何時も小公園の外れから見下ろしていたが、低くなった通りの位置からは随分高く見える。木立に巣をかけていたトビの姿は見られなかった。





未だ多くの雪が残る無人となった雪捨て場の前を通り、盲学校の角まで戻った。昨秋良く花を付けていたクズの蔓が、防風のパネルに絡まっていた。未だ芽は出ていなかった。西の空は曇って、山並みは見えない。霧雨が降り始めて、北東の高速道路も煙っていた。




雨が雪を融かすことを期待したが、ほんのお湿り程度だった。今朝は久々に雲なく良く晴れている。気温も10度の予報が出ているので、暖かい一日となりそう。