21, 02. 2012 思いがけぬ晴れ間


昨日朝方は重い雲が垂れ込め、7時を過ぎると小雪が舞い出し、暗い一日を覚悟していたが、9時前から雲が切れ陽が射し込み始めた。陶の作業を中断して、和紙の仕事に取りかかる。大きな量塊の雲が浮かんでいて、時折陽は翳るが、陽射しを待って大分仕事が捗った。陶の作業は仕上げの単純な作業なので、絵具の乾きを待つ合間に進められた。

双方ともに一区切り付いた2時半過ぎに、散歩に出かけた。最高気温が1度と報じられていたが、風がない割合には、暖かく感じられない。それでも陽が射すと、空気が和らいだ。頭上と東の空は晴れているが、西に大きな雲が流れていて、屢々陽が翳る。東町公園の東の道を抜けて、一番通りを東へ向った。




煉瓦工場の東角を北に曲がる。先日通った折には、雪で積上げられた煉瓦や土管が見えなかったが、寒くても雪は嵩を減らしているのか、僅かに見える様になっていた。高速道路側の雪の壁には、陽を受けて融け出した小さな氷柱が光っていた。高い雪の壁の西に、公園の樹々の梢と刻々と変化する雲を見ながら北へ向った。





二番通りを越えて、東の沢の西の道に入る。沢のシラカバもイタヤカエデも、陽を受けて梢が輝いていた。西の雲が大分切れて、青空が広がって来た。もう一仕事出来そうと、沢を離れて住宅街を西に戻った。一仕事終え、写真の整理を終えて戸外を見ると、浮き雲が薔薇色に染まっていた。3階の窓から北西を見渡すと、地平に近い雪雲の先端が、僅かに赤く光っていた。





今朝は晴れているが、昨夜見えていた雪雲がもたらしたか、5cm程の降雪があり、家の壁や窓に雪が貼り付いている。低気圧の通過で、今日の北海道には、荒れ模様の予報が出ている。