27, 02. 2013 好天続く


昨日も未だ真冬日ながら、気温が少し上がり、風もなく良く晴れた。浮雲が静かに西から東へ流れて行く。水に浸しておいた膠を煮溶かし、明礬を加えて礬水を作る。ボールに小分けして陶土を加え、立体の両端の裏側の処理を始めた。

午後に入って、浮雲が量塊を増して来た。時折陽が翳る。作業の区切りが付いた2時前に、散歩に出かけた。西は雲が広がっていたので、南東を廻ることにする。ナナカマド公園を南へ向う。白樺の雄花が梢を赤く見せていた。遊歩道の両側の雪の壁が高さを増して、深い影を落としていた。ナナカマドの冬芽が、赤く膨らんで来ていた。





南東の住宅街を気侭に折れ曲がりながら、鉄道林前の道に出た。晴れると、落葉樹の梢が黄緑色に色付いて見える。林の前の雪の壁には,雪を運び込む為の出入口が、点々と穿たれていた。




北へ進路を変えて、日時計のある公園の前に出る。公園は雪の山で通れない。東を回り道して一番通りへ戻った。暖かいのでもう少し東を廻ろうと、煉瓦工場の前を通る。工場前に積上げられた煉瓦は雪を冠り、社屋も見えない程になっていた。煉瓦に冠った雪から、氷漠の様に氷柱が下がっていた。





工場の東の道を北へ向う。除雪で出来た雪の壁と積った雪で、積上げられた煉瓦の壁が埋っていた。工場に続く公園も、雪の壁で良く見えない。雪を融かす為か、雪の壁には斜めに刻みが入れてあった。公園に沿って、二番通りを西に戻る。歩道の両脇の雪の壁が高くなり、眼下に実言える筈の公園も見えなかった。





二番通りを西へ戻り、ナナカマド公園を通り抜ける。西からの日射しに、楓の梢が赤く輝いていた。



夕刻、写真の整理をしていると、空が赤味を帯びて来た。3階の窓から西を眺める。山際の雲間に、大きな陽が見えていた。今朝は雲は多めながら、青空が見えている。久々に真冬日を脱却する予報が出ている。過剰な雪が早く融けて欲しい。