04, 12. 2011 雪


曇・雪・夜分の雨と奇妙な予報が出ていた昨日は、予想気温の3度には及ばない寒い一日となった。午前中は降らなかった雪が、午後に入って降り始めた。教室を終えて、午後に入ってからシャクナゲの写真を撮ったが、葉が裏側に巻いて筒状になっている。プラスの気温では、この様な形状にはならない。



陶の作業の段取りを付け、前日の作業の補正をして、夕食の食材を買求めに出かけた。東の沢を廻ろうと、北東へ向う。雪が来る前に、針葉樹なのにコノテガシワに丁寧な冬囲いが施されていたが、前を通るとネットが新たに掛けられていた。これなら大雪が来ても大丈夫。来春はきっと花を見ることが出来そう。ナナカマド公園を東に抜ける。実が大分落ちてしまったナナカマドは、黒々と聳えていた。




すっかり脱色されたホウキグサが倒れていた。雪が降ると僅かな色味が引き立てられる。ユキヤナギが未だ葉を付けている。ベニシタンの実も葉も、雪には良く映える。





雪の小公園で、親子が雪遊びをしていた。通りがかりに見ていると、母親は遊ばせ上手だった。男の子は元気な方が良い。小止み無く降る雪が、全てのものを覆って行く。剥き出しのコンクリートの床も、駐車してある車の硝子も、雪が積り始めていた。トタン屋根に積った雪は軒から迫出して氷柱を下げていた。






東の沢は雪に煙り、不機嫌な色を見せていた。三番通りへ向い、買物を済ませて西へ戻る。3時を過ぎたばかりなのに、すっかり薄暗くなり、点灯している車が多かった。




昨夜は雨にはならず、今朝は15cm近く雪が降り積り、梅の樹は綿帽子を冠っている。昨朝よりは気温が高く、シャクナゲの葉は開いている。今日は雪と雨の予報。此の雪が雨で融けて氷結すると、大変な悪路になりそう。