16, 11. 2011 初雪


昨日の初雪は降雪量が少なく、直ぐに融けてしまった。昨年よりも17日遅く、観測史上3番目に遅い初雪と報じられていた。空は良く晴れていたが、風は酷く冷たかった。日陰の雪を未だ乗せている植物を写真に収めた。ツワブキは、健気に未だ花を付けていた。葉と共に、切り取って生けた。下は、ジギタリスに積った雪。今年発芽したジギタリスは此処まで成長し、来年花を付ける。残っていた切詰めた枝に、ステッカーを貼付けて、集荷場所へ運んだ。落葉や切詰めた植物などで、集荷場所には通常の2倍程のゴミが集められていた。




手がけた小品が想う形にならず、最初から作り直した。2時半過ぎに一区切り付いて、散歩に出かけた。秋から着用していた薄手の革ジャケットでは寒かろうと、昨秋縫い上げたジャンパーを着て出かけた。山が白くなっているのではと思い、風が強いので四番通りは避け、小公園が並ぶ道に出かけた。住宅が切れると、風が強まる。頭上は良く晴れているが、北東には雪雲、西の空には怪鳥が羽根を広げた様な、大きな雲が出ていた。山の姿は見えているが、靄がかかって降雪は確認出来なかった。






小公園が並ぶ道を東へ戻る。見慣れぬ木が赤い実を付けていた。一部紅葉が始まっているが、未だ葉を付けている。昨日MIXY友Sさんの日記で拝見した、ゴンズイに似ている様にも思われるが、実物を見たことがないので判らない。ゴンズイなら、図鑑には当地の分布がなかったので、温暖化による北上ということになる。




西の雲が活発に動いている。下層を流れる黒雲が早い。雪の予報は間違いないのだろう。冷たい風に追われる様に、帰り道を急いだ。




昨夜の降雪も、予想よりは少なかった。敷石の雪は、もう融けている。今年の根雪は遅く、本格的な降雪は1月に入ってからとの予報が出ていたが、雪は少ない方が有難い。