25, 11. 2012 凍った道


連休中日の昨日は良く晴れたが、気温は上がらず寒い一日だった。道央の旭川では日中も零下となる真冬日となると報じられていた。酷暑の夏だったので暖冬を期待したが、都合良くは参らぬらしい。朝玄関前の雪掻きに出たら、今期初めて除雪車が出動済みで家の前の道は除雪されていた。

教室を終えて掃除を済ませ、夕食の素材を買い求めに出かけた。前日札幌へ出かけて余り距離を歩いていなかったので、南を大回りして北のスーパーへ行くことにした。交通量の多い幹線道路は中央部分の雪が融けていたが、住宅街の枝道や歩道の雪は全く融けていなかった。轍や足跡が其の侭凍り付いて、凹凸のある道を歩く。雪の季節になると、歩行にはかなりの神経を使わなければならない。2種の葡萄を絡ませていたアーチは、葡萄の葉が落ちで、寒々とした姿になっていた。未だ青い葉を残した植物に、赤い花が残っていた。近付くと、咲き遅れのツキヌキニンドウの蕾だった。此の寒さでは、花は開くまい。





鉄道林前の道を東へ進む。背に陽が当たって暖かい。すっと暖かさが消えて振り返ると、西から大きな雲が流れて来ていた。秋に見付けたマルメロの木は、小さく剪定されてしまっていた。隣の太い樹も切詰められいる。収穫されずに落ちた実が、雪から頭を出していた。





昨年庭木に脂身を下げ、餌台を設けていたお宅の前を通る。未だ脂身は下がっていなかったが、庭木に2羽のヤマゲラの姿が見られた。カメラを向けると、一羽は向い側の鉄道林へ飛び移った。胸が赤いので、見分けが付けやすい。北へ向い、実沢山の汁物を作ろうと、野菜を多く買い込んで戻った。





開けて来た空は雲が多いが、今日は気温が少し上がるらしい。日中雪が融けて夜分に凍てつくと、道はスケートリンクさながらとなる。足腰の鍛錬とはなるが、雪路は注意が肝要となる。