17, 11. 2011 思いがけぬ晴れ間


夜半に雪が降り、朝方は雲が多かったが、曇りと雪の予報が外れて、昨日も前日同様に青空が広がった。気温は低かったが、明るい陽光は大歓迎。閉塞感から開放される。それ程距離が離れていない岩見沢や夕張では、かなりの積雪があった様子。大震災の被災地で、仮設住宅に住まわれている方々は、防寒設備も不十分で、冬を越す難儀が偲ばれる。

何度かやり直しても、陶の成形に歪みが出て来るので、粘土が固まるまで支えるに都合の良いものを探すことにした。有り合わせの物を使用していたが、どうも上手くいかない。2軒の100円ショップの雑貨から、適当な物を見付けようと出かけた。地平に近い位置には雲が見られるが、頭上は真っ青に晴れている。久々にトビの姿が見られた。



近い方の100円ショップを覗く。入口に張り紙がしてあって、今月末で閉店するとのことだった。バス通りに面しているが、此のバス通りにあったスーパーが閉店し、人の流れが変わってしまったのが原因らしい。使えそうな物がなく、少し回り道をしてから、北東にあるスーパー内の100円ショップを覗くことにした。住宅街を南東に向う。最後に見付けた小振の柿の木は、冬囲いの竹が組まれていたが、実はそのままだった。もう1軒の大きな柿の木は、葉をすっかり落とし、下の方の実は無かったが、梢の実が残っていた。




西から流れる雲は、変化があって面白い。東の沢はすっかり寂しくなり、200m以上離れている煉瓦工場の煙突が透けて見えていた。楓やカシワが葉を落とし、今まで見えなかった高いズミの樹の梢に、大きなヤドリギが見えていた。





二番通りを越えて北へ向う。近所の方々が掃き集められた落葉の山が、幾つも沢に積まれていた。カラマツの梢が寂しくなり始めていた。もう1軒の100円ショップで、使用出来そうな日用品を調達する。西へ戻り、近いスーパーで夕食の素材を買求めて店を出ると、陽がすっかり傾いていた。





昨夜10時過ぎから降り始めた雪で、庭が真っ白になっている。10cm以上は積ったろうか。週末は雨の予報が出ているので、根雪にはなるまい。