15, 11. 2011 早い夕暮れ


図書館の東の道を北に進む。2本の大きなイチョウが葉を落とし、敷地内から歩道までを、黄色く染めていた。枝を見たが、銀杏は見られなかった。門柱代わりのサイロで西に折れ,前庭に入る。北には、先刻潜って来たアンダーパスの姿も見られた。殆ど葉を落とした樹々の中で、ポプラが未だ葉を残し、西日を受けて輝いていた。東の空は、未だ良く晴れている。






前庭の北端の階段を下り、アンダーパスを通り抜ける。出口には鉄道林とそれに続く中央の沢の樹々が見え、此の団地に入る道が沢を利用して造られたことが伺える。急坂を登り、中央の階段へ向う。往きには明るかった沢の底は、陽が傾いて暗く沈んでいた。西を振り返ると、陽の位置が低くなっていた。





沢を離れ、住宅街を北東に戻る。個人の住宅としてはユニークな形の住宅が、完成しつつあった。暫く前を通らぬ間に、車庫前に絡んだホップの実が枯れていた。





東町公園の北側に出る道に入る。秋に写真を撮らせて頂いたベニシタンの実が落ち始めていた。公園のクリの樹は殆ど葉を落とし、梢に毬が残っていた。3時を幾らも過ぎていないのに、陽はすっかり傾いていた。





明けた昨日も午後は雲が広がったが、午前中は良く晴れた。予報が良い方に外れると、得をした気分になるのが可笑しい。夕刻、買物がてらの散歩に出かけたが、広がった雲は重く、予報の雪を思わせるものだった。昨夜僅かに降雪があったが、敷石の雪は既に融けている。空は真っ青。今日も陽射しが望めそう。