27, 04. 2012 ミズバショウ


雨こそ降らなかったが、昨日は強い南風が吹き、午前中は薄暗かった。仕事にもならず、洗濯機を仕掛けて庭仕事の続きをする。前日より5度程気温が下がった上に強い風が吹いて、酷く寒く感じた。昨年一度切詰めた梅が延ばした枝も切詰めた。カタクリの芽が3芽になり、何れも蕾を上げていた。家の東側の雪が殆ど融け、実生のヤマシャクヤクが芽を出していた。




正午を過ぎて、薄日が射し始めた。少しでも明るい内にと、仕事に取りかかる。一仕事終えた2時過ぎに散歩に出かけた。南東を廻ろうと、東町公園へ向う。先日は未だ倒れた樹の片付けが出来て居らず、黄色いテープが張り巡らされていたケヤキの付近が、綺麗に片付けられてテープが取り払われていた。久々にケヤキを下から見上げた。南の緑地帯を進み、鉄道林前の道に出る。雪はすっかり融けて、林の前の土手にはフクジュソウが咲き、エゾエンゴサクの葉やオオウバユリの芽が出ていた。




東へ進み、エゾマツが切れて雑木になる窪地へ向う。遠くからも雑木の奥に、白くミズバショウの姿が見受けられた。水辺ばかりでなく、枯草が重なった場所にも、ザゼンそうに混じって姿が見られた。道路から急傾斜の下にあって降りられないが、逆に此の地形が群落を守る効果を果たしている。何時迄も残って欲しいと思う。





団地の外れまで東へ進み、北へ向う。小学校の東に広がる公園の入口の樹が、緑色に煙っていた。芽吹きが始まった。ハルニレの花芽に、凹凸が出来始めていた。公園を抜け、日時計のある公園を横切る。日時計の外郭の花壇に、土筆が出ていた。






今朝は風は強いが、よく晴れている。午後から札幌へ出かけるので、植物園のサンシュユを見て来ることにしよう。


ザゼンソウ  Symplocarpus foetidus var. latissima サトイモ
ミズバショウ Lysichiton camtschatcense サトイモ