10, 10. 2011 秋晴れ


予報通り、昨日は朝から良く晴れた。見渡す範囲に雲が見られなく、風も弱くて暖かかった。好天に押される様に、雑事を次々と片付ける。洗濯物を干しに庭に出た。遅れていた園芸種のホトトギスに,花が1輪付いていた。増えて2箇所にあるので,咲き揃ったらどっさり切って,クジャクソウと合わせて生けよう。数年花を付けなかった薄紫色のリンドウが咲いていた。カラマツを切って,被さっていたクロミノウグイスカグラを西に移植したので、少し元気を取り戻したらしい。冬囲いをお願いする際に,雪で折れたナツツバキの下の枝も切って頂く積りなので,来年はもう少し陽当たりが良くなる筈。




予定していた所まで陶の作業を進め,散歩に出かけた。黄色くなったシナノキの街路樹の道を,真直ぐ南へ向う。鉄道林を抜けて跨線橋を渡る。南西の山々は霞んでいた。国道を渡り,一瞬西へ向うことも考えたが,国道沿いのナナカマドに寄生したヤドリギの実の色付きが不十分なので、東へ進んだ。牧草地の奥に小屋が作られ,牛達が食事中だった。




酪農学園大学の敷地の道に入る。飼料用の玉蜀黍畑では、収穫作業が行われていた。1台のトラクターが,高い背丈の玉蜀黍を切り倒し,もう1台の重機が切り倒された玉蜀黍を裁断して、トラックに積み込んでいた。




松林の道を南へ進む。ロータリーの巨木が黄色く色付き始めていた。国道に平行して走る道を東へ進む。南の玉蜀黍畑の収穫は,既に終っていた。連休の日曜日なので、学生の姿は見られない。南の丘の上に,ハルニレの姿が見えて来た。






突き当りの急坂を,南へ向う。個人宅の市の指定木であるイタヤカエデも色付いていた。仲通を西へ入り,市の指定木のハルニレを見上げる。黄葉が僅かに始まっていたが、数多く寄生しているヤドリギは,葉影で良く見えなかった。北西の山々も北東の山々も霞んでいた。




住宅街をジグザクに南東へ向い,登って来た急坂に戻る。突き当りに,原始林の樹々が見えて来た。道は此処で直角に東へ曲がる。曲り角の西手にある喫茶店でお茶を飲んで戻ろうかと思ったが、この様な好天はこの先そうはあるまいと、もう少し足を延ばすことにした。




広大な原始林の北東の部分を右手に見ながら,東へ向った。先月彼方此方で見かけたエゾマツの松毬は緑色だったが、もう茶色く色付いていた。