16, 11. 2016 冷たい雨


雨脚は強くはなかったが、昨日は雨が何度も降ったり止んだりを繰り返した。薄暗く、灯りを点けて手仕事をする。地球温暖化が進み、漸く全ての国が参加するパリ協定が締結されたのに、米国の次期大統領は温暖化など起きていないと公言し、協定の効力が危ぶまれている。昼食後雨脚が弱まったので、散歩に出掛けた。

10度の予報が出ていたが、北風で寒く感じられた。南の住宅街を東へ向かう。コマユミの実が、未だ残っていた。真っ赤に燃えていたドウダンツツジの生垣が、葉が落ちて下火になっていた。一度雪に埋った秋咲きのサフランが残っていた。雲間から、時折薄日が射す。丸い葉の中央に枯れた花序を見せている庭木があった。花序は、結構長い。どの様な花を付けていたのだろうか。






東の沢を利用した、2番通りに通じる公園を歩こうと南東へ向かう。前日通った湯川公園同様、来春まで通り抜け出来なくなる。南東に青空が見えて来たのに、雨が降り始めた。しっかり着込んで出て来ているが、此の時期の雨は冷たく風邪が心配。計画を変更して、住宅街を北西に戻った。先日見かけた未収穫の住居脇の野菜は、長葱は残されてたが、大根は収穫済みだった。すっかり葉が朽ちたスズランに、未だ実が残っていた。ナツハゼは葉を落とし、実は黒く萎み始めていた。葉が半ば落ちたドウダンツツジの生垣の上から、オオマルバノホロシが覗いていた。小さかった実まで、赤く色付いていた。ナナカマド公園を西へ抜ける。広葉樹は全て葉が落ちて、赤く見えるのナナカマドの実だけとなっていた。







雨は夜分に雪に変わり、庭木に薄らと雪が降り積っている。今日の最高気温は、3度の予報。温度差が大きいので、健康管理に注意が必要。