20, 07. 2011 ノリウツギ


朝方は曇り空だったが、やがて雲が切れ、昨日は久々に青空が広がった。西の境界付近で、ツリガネニンジンが咲いていた。東側に主力があるが、今年はヒバを切ったので、株分けした西の方が早く花を開いた。少し南へ移植した黒姫という名の額紫陽花も順調に咲いて、両性花も開いて来た。余り早めに切るとアジサイは萎むので、もう少し開き切ったら、剪定を兼ねて切り取って生けようと思っている。




手を付けてある陶の作業を進めた。雑多なものは今月で一区切り付けたいと考えている。素材や手法の問題で停滞している作品に、そろそろ取り掛かりたい。作業が一段落したら、3時半を過ぎていた。長い距離を歩く時間がないので、広い空を見ながら五番通り近くのノリウツギを見て来ようと、北へ向って歩き出した。馬鈴薯の花は大分散って、玉葱畑には、青い葱の根元に白く玉葱が見えて来ていた。先日迷路の様に刈り取られていた雑穀は、刈り取られた分量が増えていた。充分に成熟したものを刈り取っているのだろうか。




蝶が多く飛回っていた。朱赤の蝶は、クジャクチョウか。ヒヨドリバナには、2頭の蝶が止まって吸飲していた。スズメよりも一回り大きく、胴の細長い鳥が飛回っていたが、何の鳥かは判らない。一度刈り取られた道端の野草が伸びて、背丈の低いノラニンジンやシロバナシナガワハギが咲いていた。チシママンテマの姿もあった。庭のチシママンテマの半分程の背丈。







五番通りの木立の手前に、ノリウツギの白い花が見えて来た。昨年より花の付きが少ない。近付くと、下の方の枝が随分折れていた。久々の青空を眺めながら戻った。





ノリウツギ Hydrangea paniculata ユキノシタ科 ノリノキ サビタ