南方の大雨に比べると取るに足らないが、当地の最も佳い季節にすっきりせぬ天候が続いている。昨日も庭に出たが、風が強くて長く仕事は出来なかった。1時過ぎに少し空が明るくなって来たので、散歩に出かけた。
前日見かけたシロバナシナガワハギを思い出し、しっかり着込んで4番通りへ向かう。途中のお宅のヒエンソウが、見事に花を付けていた。防風の柵に絡まったクズには、毛虫の様な花序が出ていた。共同の畑の向こうに、頂に雲を載せた手稲山が見えていた。4番通りを、東へ向かう。様々な階調の紫色を見せて、クサフジが咲いていた。
シロバナシナガワハギは、咲き始めたばかりだった。背丈が高くなり、やがて一帯は白く彩られる。麦が1m程に伸びて、穂も大きくなって来ていた。
セイヨウオニアザミが、花を開いていた。花は佳いのだが、葉も棘だらけで繁殖力も強く、庭には飛んできて欲しくない。ななかまど公園へ、北から入る。歩道脇の樹が、根元から切られていた。
今朝も曇り空。風が治まっているので、雨が降らぬ内に、少し庭仕事をすることにしようか。