24, 04. 2011 雨降り続く


早朝止んでいた雨が間もなく降り出し、小雨ながら昨日は一日中降り続いた。雨が降り出す前に庭に出て、カタクリの新しい芽を見付けた。家を建替えた折、父が手入れを放棄した500を超える鉢物を地植えにして庭を造り替えた折、鉢を載せていた棚の下から見付けて、現在の場所に植え込んだ。5年程経って花を付けたが、一向に株が増えない。昨年新たに1株増えて歓んだが、今年もう1株芽を出して来た。夏迄には地上部分が消えるので、どんなに増えても一向に構わない。上手く種子を採取出来ると良いのだが、何時も虫に先を越されてしまう。

ごつごつした根茎から、チシマイワブキが白い花芽を出していた。先ず花芽が出て、大分大きくなってから葉を出す。花の少ない時期、切り花にもなるので重宝な植物。ローズ系の花を付ける、クリスマス・ローズも大分背丈を伸ばして来た。未だ雪を冠っている場所もあり、おいおいに咲き出してくれる。





5週土曜日があるので、30日を休みにして庭仕事に充てようと思っていたが、昨日所用のある方があって、昨日の教室を休んだ。雨で庭仕事もならず、中途になっている陶筥の削りや、帽子の縫いをして過ごした。何れもあと一息の所迄進んでいるが、中々仕上がらない。雨が少し小降になった2時過ぎに、夕食の素材の不足分を買求めに出かけた。僅かに回り道をして、シラカバ公園を通り、三番通りへ出ることにした。

暫く見ぬ内に,名称不明の赤い芽を出していた植物が変化していた。何とも奇怪な様相。化けるという表現が適当かも知れない。公園の北の出口で、過日見付けたひょろひょろと背丈だけ高く伸びたキタコブシが花を付けていた。白い花は、青空が背景の方が美しい。晴れたら、キタコブシ巡りをしてみよう。三番通りの空地には、フキノトウが生え広がっていた。背丈が大分高くなって来ている。




今朝雨は上がって、僅かに青空が覗いている。気温も少し上がるらしい。気に懸かっている庭仕事をしなければならない。