25, 03. 2018 根開けの中に


昨朝8時過ぎに分厚い鱗雲が広がったが、やがて雲は流れて、早朝の様な青空が広がった。アトリエの床を磨き、夕食の素材を買求めに出かけた。南の住宅街の中の畑だった場所に最後に工事が始まった小さな住宅が殆ど出来上がり、右手に少し写っている物置まで設えられていた。左手奥に見える1月に工事を休んでいた住宅は、未だ覆いが外されていない。



南の住宅街を、東へ向かう。余り大きくない庭木のキタコブシが、数多くの冬芽を見せていた。サンシュユの芽も、膨らんで来ていた。よく見ると外皮が開き始めている芽もあった。





東の沢のネコヤナギは、白さを増していた。沢に沿って、北へ向かう。沢の樹の梢が、随分量感を持って来ていた。先日見付けたフクジュソウは、見事に花を開いていた。庭の中にも、フクジュソウが花を見せていた。






沢を離れて、住宅街を北西へ向かう。開花が早い山桜を見上げる。芽が分離しているのが分かった。日当たりの良い庭のフキノトウは、もう包が開いて、花芽が見えていた。東のスーパーで野菜を買い求め、西のスーパーへ向かう。スーパー裏の雪は大分融けて、少し霞んだ北西の山並みが見えていた。





買い物を済ませて戻る。松の根元のナニワズを思い出して立ち寄る。松の樹の根開けの中から、鮮やかな緑の葉と、黄色の蕾が姿を現していた。