07, 02. 2011 雪の中から


風が冷たく感じた前日より更に気温が下がり、昨日は雲に覆われた薄暗い一日となった。どの様にして見付けるのか、夜が明けると早々に、ヒヨドリの群が飛来した。絶えず場所を変えるので、騒々しい。ヒヨドリも羽根を広げると、かなりの大きさとなる。早速猫達が反応する。何時もは比較的早く諦めるアタローが、小一時間威嚇を続けていた。





骨折されたMさんへのお見舞いの手紙を作成し、プリントした。賀状にも、病の回復を歓ばれ、希望に満ちた言葉が溢れていただけに難しく、何度も削って短い文面となった。1時過ぎに散歩に出かけた。浅く除雪された道路は、タイヤの溝が幾筋も出来、凍って歩き難い。歩道を歩いて廻ろうと、シラカバ公園へ向った。風は南風だが、酷く冷たい。この時期の気温としては当たり前の気温ながら、数日前に暖かさを体験しているので、とても寒く感ずる。人間の感覚は、相対値でしか推し量れないのを思い知らされる。東町公園の西側の生垣のヒバ゙が、雪に捉えられて地面に伏し、相当数折れていた。一番通りを西へ向う。雪の山から植物が顔を出している。ツツジだろうか。塀より随分低い位置に僅かに姿を見せていた。実が落ちて、萼のみとなったツリバナの姿もあった。





中央の沢の東の遊歩道を北へ向い、北の沢の遊歩道を三番通りへ向った。ずっと姿が見えなかったキヅタが僅かに姿を現していた。三番通りの歩道を東へ戻る。数日の暖かさで融けた雪が、石垣の表面で凍っていた。日曜日なのに排雪作業が行われているのか、東から雪を載せたダンプカーが何台も西へ向っていた。





三番通りからシラカバ公園に入る。少し南へ進んで、住宅街を東へ戻った。暫く姿が見えなかったガマズミが姿を現していた。直ぐ後にあるモミジから随分離れて傾斜している。冬芽は膨らんでいるので、折れてはいない様子。早く雪の重さから開放して上げたいもの。



今朝は僅かに青空が覗いている。梅の樹にはもうヒヨドリの群が飛来して、猫達の気を揉ませている。昨日よりは暖かいのか、硝子戸が曇っていない。