06, 02. 2011 コガラ


朝方散らついていた雪が止んで、昨日は時間を追う毎に天候が回復し、午後からは良く晴れた。教室の最中に、もう林檎が無くなってしまった梅の樹に、ヒヨドリが何度も飛来していた。教室を終えて掃除を済ませ、散歩がてらに林檎を買求めて来ようと玄関へ出ると、買物を終えた義妹が帰って来た。買物を見ると、ビニール袋に入れられた林檎が2袋もあった。やはり、ヒヨドリの姿を見ていたものらしい。

前日札幌へ出かけて余り歩いていないので、大回りをして最後にスーパーで買物をすることにした。風が冷たいが、陽の当たる所は、雪がシャーベット状になっていた。東町公園の東側を通って、一番通りへ向う。ケヤキの梢が煙っている。小さな冬芽を数多く出しているに相違ない。一番通りを東へ向った。今まで雪を冠っていた植物が、顔を出している。モミジだろうか。赤い芽が膨らんでいた。ボタンの花の跡の黒い実も出ていた。





折れてしまった庭木も目にした。松は小枝が折れて散らばり、藤は太い蔓が数カ所折れていた。庭の梅の樹に冠った雪の様に、日中融けては夜分に凍ることを繰り返し、氷の塊の様に重くなったのが原因と思われる。




煉瓦工場の東の角を曲がって、北へ向った。二番通りを渡ると、沢の傍のお宅の方が、通りから沢へ向う部分を広く除雪して下さっていた。雪が押し出されて、沢の中程まで入られる。小さな小鳥を見付けた。シジュウカラかと思ったが、背の羽根の色が異なる。足元が平なので、上を見ながら移動出来る。暫く小鳥を追っていたが、2羽のヒヨドリが飛来して小鳥は飛び去った。







除雪がされていて、久々に公園の窪地の前を通った。窪地にも大量の雪が押し出されていた。カラマツの梢が柔らかく煙っていた。買物を終えて家に戻ると、もう林檎が刺されて、ヒヨドリが啄んでいた。パソコンに落とした写真を義妹に見て貰う。ヒガラかコガラかと思うとのことで、2人で図鑑を調べた。胸に文様がないので、コガラと同定した。




昨夕も夕焼けが出ていたが、今朝は曇り空。気温が下がって硝子が曇っている。梅の樹には、ヒヨドリの群が飛来して騒々しい。