04, 01. 2011 新雪を踏んで 


夜半に降雪があり雲の量が多かった昨朝の様子から、予報通り曇天になるかと思われたが、間もなく雲が切れて青空の領域が広がった。気温も高めらしく、屋根の雪が直ぐに落ちた。届いた賀状の中に出していなかった方からのものが数枚あって、賀状を刷り足した。大晦日からしていなかった洗濯と掃除、賀状の宛名書きで午前中が終わってしまった。

書き上げた賀状を投函しに出かけた。陽射しが強く暖かい。少し滑り始めていた路面も、新雪で歩き易くなっていた。賀状を投函し終え、南西の方を廻って来ようと、東町公園に向う。西の空に見事な彩雲が出ていた。南の空には流れる様な雲。公園の中を、犬を連れて散歩をする人の姿が見られた。新雪の表面がキラキラ輝いて美しい。南側の小さな山では、そり滑りに興じる子供達の姿が見られた。






公園の北側の道を西へ進む。久々に見かけたヒイラギナンテンは、まだ充分に雪を冠っていなかった。此の所気温が高めなので良いが、早く雪を冠った方が葉や花芽が傷まない。西隣の種苗を扱うお宅のクレマチスが、今にも飛んで行きそうな程、ふわふわの綿毛になっていた。更に西の住宅地では、最近カラス対策で増えて来た真新しいゴミ箱が設置されていた。入り切らぬゴミ袋の為の予備のネットも備わった盤石の構え。春から楽しませて頂いていた気に入りの庭のお宅のバラの実が綺麗だった。とうとう名称が判らなかった不思議な植物は、このバラの並びに植えられてある。






中央の沢に着くと、追い越して行ったトラックから降りた作業服を身に着けた方々が、階段に滑り止めの砂を撒く作業をしておいでだった。この階段を利用すると、駅へは300m近くのショートカットになり、利用される方が多い。沢の樹々の梢に陽が当たり、冬芽が煙って見えていた。




駅前から戻ろうと思っていたが、余り暖かいのでもう少し西を廻って戻ることにした。年末に北から上って来た公園伝いの道を逆に辿ることにした。