27, 10. 2010 初雪舞う


雨の予報だった昨日、朝方は晴れていたが、7時を過ぎて雪が舞い始めた。上空は青空なのに、強い西風に乗って、風花と言うには少々激しい舞い方だった。敷石や地面に落ちた雪は直ぐに解けてしまうが、植物に止まった雪は暫く残った。10時過ぎにももう一度降ったが、僅かな時間だった。





前日切詰めた植物が詰った大きなゴミ袋を3つ、集荷場所まで運んだ。盛りの斑入りの葉のホトトギスを半分程切って生けた。アセビの蕾が膨らんでいる。葉も蕾も、此の状態で冬を越す。何か割り切れない感じがするが、本来は暖かい地方の植物なのだろう。




正午のニュースを見て驚いた。札幌の降雪の映像が流れていた。当地より降りが酷く、地面が雪に覆われていた。山際の方が雪の量が多かったらしい。手仕事の付属を買求めに、午後から札幌へ出かけた。上空は晴れていたが。西の方は真黒な雪雲で覆われていた。街路樹のシナノキは、強い風で、葉も実も殆ど落ちていた。



札幌駅へ着くと、地面の雪は融け、小雨が降っていた。2軒の店舗を廻って必要な付属を買求め、駅へ戻った。濡れた歩道に落葉が張り付いている。旅から戻って慌ただしく、立寄れなかったサルスベリを見に寄った。もう花期は終っていたが、僅かに残っている花があった。蕾も見えたが、此の寒さでは開くまい。丸い小さな実が数多く出来ていた。花の盛りを今年は見ることが出来なかった。







最寄りの駅に着くと、雨が降っていた。一夜明けた今朝は、雨が雪に変わり、戸外は白くなっていた。暑い夏だったが、初雪は昨年より早くやって来た。