04, 12. 2014 凍てつく


道北はかなりの雪に見舞われていたが、当地は雪は降らず良く晴れた。2枚合わせに切り躾けを施した布の躾けを切り開いて行く。直線縫いしか出来ぬミシンなので、袋縫いをして縫い代を片倒しにして表からステッチを2度掛ける。同じ所を4度縫う仕儀となった。縫っているのはルーズなシルエットのパンツ。此の形で履き心地が良ければ、同じ型紙であと3本縫う積り。

1時過ぎにはやぶさ2号の打ち上げの様子をTVで見る。遥か彼方の小惑星から小石を採取して6年後に帰還するという遠大な計画。帰還の様子を此の目で見られるかは定かではないが、成功して欲しい。2時過ぎに買物がてらの散歩に出かけた。晴れてはいるが、風が冷たい。前日降った雪が融けて出来た水溜りが、パリパリに凍っていた。南の住宅街を東へ向う。生垣の下に植込まれたフッキソウに、蕾が上がっていた。東の沢の落葉松の梢が、赤味を帯びて来ていた。冬芽が出始めたのかも知れない。




沢の西の道を、北へ向う。2番通りを越えて、冬には通れなくなる小径を住宅街へ通り抜ける。薄暗い沢は、葉が落ちて明るくなっていた。霜柱で地面が上がっていた。沢から西に突き出ているアカシア公園の楓の梢も、赤味を帯びて来ていた。ビニールネットで覆われたアメリシャクナゲの実が覗いていた。






南と東は晴れているが、北と西は雲が厚い。高度を下げて来た陽が、雲に捉えられた。食材を買い求めて戻る。陽が射さぬので、中央分離帯の樹々が黒々と続く。帰りがけにも、水溜りが凍り付いた場所を、〓々見付けた。




今朝も良く晴れている。強かった風が治まった。不足の付属があるので、午後から札幌へ出てモデルや茶菓と一緒に買い求めて来ることにしよう。