19, 09. 2010 カテドラル


車の流れを見ると,カテドラルの左側から車がどんどん出て来る。広い道路を渡り、反対側の歩道からカテドラルに近付いた。ファサードは狭く,曲がった角に窮屈そうに押し込められていた。元々はモスクがあった位置に,3世紀頃建てられたという教会。幾度も改修や増築が繰り返され,様々な様式が混在する教会。トレドやグラナダのカテドラルも教会前の広場は狭かったが,ファサードは一直線に伸びていた。直ぐ前を交通量の多い道路が抉る様に走り,入口は角に片寄せられている。道路に沿って,縦に長い広場があり、カフェが連なり屋外席のパラソルが続いていた。バロック様式の入口は中々流麗で,金属の初めて目にする十字形の表示が目を惹いた。







内部は比較的シンプルで、楕円形のバラ窓と祭壇奥のステンドグラスが珍しい造り。外に出て周囲を廻って見た。幾つもの建造物が繋ぎ合わされた様子が判った。建造物全てを一望するのは難しかった。シンプルなアーチ型の入口付近が、最も旧い部分かと思われた。県立美術館を目指して,更に北東へ進んだ。







湿度の低いからりとした晴天が続いていたが,今朝は雨が降っている。朝夕の気温は下がって,半袖では肌寒く感じられる様になった。昨日買物がてら、北の沢を廻って見た。途中のお宅で,シロバナハギが見事に咲いていた。昨年より株数が減っていたが,エゾトリカブトが咲き始めていた。夏の暑さの所為か,葉が傷んでいるのが気に懸かった。





エゾトリカブト Aconitum sachalinense sap. yezoense キンポウゲ科
シロバナハギ  Lespedeza japonica マメ科