14, 09. 2014 エゾトリカブト


大雨が去って、吹く風がひんやりと感じられる様になって来た。教室を終えて、アトリエの床を磨く。今月はモデルにヤマゴボウも使用しているが、生花店で買い求めるヤマゴボウは、方々の庭で見かけるものより毒々しさが失せている。2時半過ぎに、買い物がてらの散歩に出かけた。

午前中は良く晴れていたが、大きな量塊の雲が広がって来ていた。ナナカマド公園を東へ抜ける。何処のお宅のシロバナハギも、もう終盤。地面には花弁が落ち始めていた。3番通りを越えて、北の住宅街を西へ戻る。実の小さな林檎が、赤く色付いていた。先日見かけたマルメロは、実が一層大きくなっている。他所のお宅より実が大きいのは、剪定の仕方が佳い所為家と思われる。棚を架けない葡萄も、美味しそうに色付いて来て
いた。もう一軒、庭にエゾトリカブトが植えられているお宅を見付けた。添えの竹はなく、塀から道路に突き出ていた。毒草らしいが、花の色も形状も美しい。







スーパーに入る前に、裏手の原野を見渡す。北西の手稲山付近は僅かに明るく、山の姿が見えていた。雑草の葉や茎も色付き始めている。隆盛を誇っていたノラニンジンは、朽ちて茶色くなっていた。





買い物を済ませて戻る。中央分地帯のアズキナシの実が色付き始め、離れた位置からも実が見える様になって来ていた。今朝は晴れていたが、雲が広がって来ている。久々に硝子窓が冷気で曇っている。