12, 07. 2010 クサレダマ


気温が幾分下がって凌ぎ易くはなったが、湿度が高く陰鬱な天候が続く。洗濯物の乾きが遅く、ぱりっと乾かない。本州の梅雨は、この様な感じなのだろうか。

DMの印刷は随分青の色が沈んだ出来上りだったので、Netで別の印刷会社を当たり、見積りを要請したら、用紙で価格が異なるからと、希望の質感に近いサンプルを数種送って下さった。2種を選択し、夫々の価格を尋ねるメールを入れた。厄介なトンボを付けたり、文字をアウトライン化する作業に入る。一仕事終えて、頭を休めに庭に出た。

クサレダマが見頃になっていた。合わせて生けたいルリタマアザミは、未だ色付いていない。植物の開花期が、少しずれている様に思われる。




次々に開花している夏咲きのシャクナゲに、蟻が入っていた。アゲハの幼虫の食欲は凄まじい。大分枝先の葉がなくなって来ている。緑色に変わった幼虫が増えて来た。





キキョウに蕾が付き始めていた。春咲きのシャクナゲが、新芽を伸ばしている。少し刈り込まないと、途轍もなく大きくなってしまう。




午後になって、少し陽が射して来た。60号大と80号大の2点の包装を終え、選挙に出かけた。シラカバ公園の東側に隣接する幼稚園が投票所になっている。雨の心配はなさそうなので、帰りがけに西の方を廻って来ることにした。投票を済ませ、シラカバ公園を北へ進む。大きなヤマボウシは、花が散り始めていた。工事が完了したらしく、車の姿も、大きな金属製のゴミ函の姿もなかった。公園を離れて、住宅街を西へ進む。2月の廃雪の折に、ブルトーザーで枝を折り取られていたアジサイが、綺麗に咲いていた。更に西のお宅では、ラベンダーが花盛りだった。随分以前に植えたことがあるが、余程切詰めないと枝が暴れて、この様に綺麗な形にはならない。





北の沢のトチノキの実は、少し大きくなって僅かに色付いていた。花の全てが結実した訳ではないが、かなりの実を付けている。




沢の西側を廻り、中央の沢も廻って来ることにした。西の遊歩道は、2ヶ月振りとなる。大きなクルミの樹が、遊歩道に枝を垂らしていた。目を凝らすと、実が見付かった。少し先には、春にアーチの様に満開の花を付けていた枝が下がっている。小さな実が沢山生って、色付き初めていた。ズミの樹だった。ズミの直ぐ傍の樹は、葉が虫に食べられてレース模様になっている。今年は虫の害が多い。庭では、エゾルトラノオとレンゲショウマの葉が、穴だらけにされてしまった。葉の量が増して鬱蒼となった沢は、池の面が見え難くなっていた。






クサレダマ Lysimachia vulgaris var. davurica サクラソウ