15, 06. 2010 ウスユキソウ


晴れ間の少ない予報が出ていたが、昨日も10時過ぎから良く晴れたが、風が滅法強かった。相変わらずのテープ貼り作業。作品の裏に貼るテープが切れて、中断していた小品を仕上げた。残りは、最後の大物のみとなった。

内庭の通路の傍でウスユキソウが咲き出し、白い帯を作っている。父が種類別に鉢に植えてあったものを、余り多いので長い通路の脇に植え込んだ。植え切れなかったものは、アトリエの東側にも点在させた。増える種と、殆ど増えぬ種があって、その後の変化はばらつきがある。図鑑を見ても、中々種は同定し難い。花芯の部分が大きく、黄色みを帯びているのがエゾウスユキソウではないかと思っている。背丈も葉の幅も、夫々異なってはいるが、花期は殆ど同一で、一斉に咲き出す。







エゾツツジが開いた。背丈は20cm程。背丈の割には大きな華やかな花を付ける。花後の花房も取ってあったが、今年は花の付きが悪い。




発芽が遅かったスモークツリーが葉を広げて来た。随分大きくなったのに、花を付けないが、葉の色が面白いので、花を生ける折に花の引き立て役として利用している。ナツツバキに蕾が付いた。昨年よりは蕾の数が多い。




義妹の車庫前の舗装が割れた隙間に、ヒメフウロが咲き出した。植えた積りはない種ながら、毎年何処かに顔を出す。梅の木の下でも咲いている。ミヤコワスレが咲き始めた。当地に越す以前からあった古い種。その後薄紫色の種が植え込まれたが、こちらの開花はこれから。花の少ない時期、切り花として重宝している。




アサツキの脇に戴いたヤグラネギを植え込んだら、立派な畝となった。今年も面白い形の櫓をかけた。ヒバの生垣の下の地面に、ミョウガが芽を出し始めた。発芽は最も遅いが、驚く程の早さで、葉を大きく広げる。




4時半を過ぎて、最終の集荷に間に合わせようと、書きためた案内状を投函しに出かけた。帰り道、空地になっている叢で、大きなアザミを見付けた。サワアザミに似ているが、花期が合わない。どんな花を開くのだろうか。ヒレハリソウの姿もあった。以前お住まいだった方は、野草がお好きな方だったのかも知れない。



エゾウスユキソウ Leontopodium discolor キク科
ヒメフウロ    Geranium pypirenaicum フウロソウ科
ヒレハリソウ   Symphytum officinale ムラサキ科