30, 06. 2011 シロバナコマクサ


低温気味の6月だったが,末日近くなった昨日は気温が上がった。湿度も高めで蒸し暑かったが,風の強い所なので我慢出来ぬ程の暑さではなかった。花期が終ったコデマリを,思い切って切詰めた。昨年多忙で剪定をしなかったので,随分背丈が伸び、重心が高くなっていた。発芽率の高いヤマヤグルマギクの咲き終わった花を切り取る。これ以上増えて貰っては困る植物は、早めに切り取らないと、種子を飛ばして自然発芽してしまう。

蕾を上げていたシロバナコマクサが咲き始めた。通常白花の種は弱いのだが,庭ではシロバナコマクサが優勢で,ピンクの種は冬囲いの折に踏まれて以来,消え入らんばかりに株が小さくなってしまった。結構花期が長く,次々と花を開いて来る。種子を飛ばして,自然発芽する。細長い葉が見えるのが,1年目の芽。3年前に東側に移植した株は大分大きくなって来たが,未だ花は付けていない。





アトリエの東側で,飛石の間に植えてあるチシマギキョウが開き始めた。葉はびっしり出ているが,ここ数年花の付きが少ない。エゾゴゼンタチバナに、実が付いていた。やがて実は赤くなる。




2時少し前に,買物がてらの散歩に出かけた。南東の小公園のホウノキを見に立寄った。僅か数輪、未だ花弁が白い花が見受けられたが,花弁は茶色になり,花芯を伸ばしていた。やがてこの花芯は20cmを越える大きな松毬の様な姿になり,鱗片の間に赤い実を内包する。東の沢の前の草が、刈り倒されていた。沢に近付いてみる。ヤマグワが赤い実を付けていた。ヤマブドウの蔓に,小さな実を付けた房が見られた。





北へ向い,あかしあ公園に立ち寄る。全てのハリエンジュは満開を過ぎ,強い風に花弁を散らしていた。三番通りの公園の窪地に立寄る。此処のシウリザクラも実を付け,実が色付き始めているものが見受けられた。



シロバナコマクサ Dicentra peregrima ケシ科