04, 04. 2010 温室の花々


温室へ入る前の土間にも、多くの鉢物が所狭しと並べられてあった。ツバキが咲いていた。ヒイラギナンテンもあった。放射状に開いた葉の中心には蕾が膨らんでいて、黄色の花びらが見えるものもあった。温室には入れずに、硝子戸で囲われた空間で冬を越した鉢物らしい。戸外で冬を越したヒイラギナンテンの花芽は、黒くなっていたが此処では花を付けていた。戸外での越冬は無理なのかもしれない。




温室の植物はどれも葉艶が良く、緑が綺麗だった。トケイソウに実が生っていた。もう少しで花を開きそうなクチナシは、沢山の蕾を膨らませていた。





草花の緑も、生きが良かった。名称不明の白い丸い花、ネコノヒゲという名の植物が可愛らしかった。




温室の奥に、天井に届く大きなマンゴーの樹があった。植物名の札はかなり少ない温室で、傍にあった札で、マンゴーと思っていたら、NY在住のMIXY友 Nさんからパパイヤではないかとのご指摘を戴いた。幾つか付いた実には、色付いているものがあった。




見事だったのは、大きなブーゲンビレア。花が丁度見頃で、楽しめた。コーヒーの樹も大きく、艶やかな葉と実を付けていた。





ムベという名のアケビ科の植物も忘れられない。大きな葉の影に、ひっそりと白い花を付けていた。十二分に楽しませて頂いて、温室を後にした。



昨日も、今朝も、夜半の雪が庭を白くしている。直ぐに融ける雪ながら、春の花が出始めているのに、冬将軍には早い退散を願いたい。