17, 02. 2010 雪化粧


朝方の雪は8時前には止んで、昨日午前中は良く晴れた。前夜半からの積雪は20cm程。全てが雪に覆われた。内庭の大きなウメ、サラサドウダン、1m70cm程の背丈のクロフネツツジシャクナゲを除いて、他の庭木は雪に埋もれてしまった。陽が当たり出して大屋根や小屋根の雪が滑り落ち始めたが、大屋根の雪は、積った落雪につかえて、少し残っていた。





陽光が新雪に映えて眩しい程になると、昨日貼り合わせた作品にもう少し強い部分が欲しくなった。水刷毛で作品を濡らし、貼り合わせたパーツを解き、新たなパーツを組み込んで再度膠で貼り合わせた。乾きをまって、上から加筆する積り。

2時を過ぎて、散歩に出かけた。北西から雪雲が広がって来て小雪が舞い始めていた。街路樹のシナノキは雪化粧で花が咲いた様だった。南東を廻ろうと、白樺公園を南に進んだ。




南東にある小学校の前の道に出る。過日吹雪の後、吹き溜りが出来て通れなかった道。歩道の除雪は済んでいなかったが、踏み固められた跡がある。遠方には犬を連れた人の姿も見える。車道側の雪の壁が高く、車道は見えない。煉瓦工場の前は、幅広く除雪が済まされてあった。乗用車に混じって、社名の入ったブルトーザーが置かれてあった。最上部の写真の何時も通る沢の東の道を入らず、国道との合流点の道を北へ向った。煉瓦工場の経営者のお宅の塀から、黒く変色したナツツバキの実が見えた。北へ向った道は、四番通りを超えて更に北へと続く道。足元も滑らず歩き易かったので、大回りをして四番通りを廻って帰ろうと思った。秋に見かけた可愛らしい煉瓦塀が、半ば雪に埋もれていた。煉瓦の煙突も見受けられた。三番通り迄進んだ頃には、雪が酷くなりすっかり薄暗くなったので、先へ進むのはまたの機会にと、三番通りを西へ引き返した。






一夜明けた今朝は、雪が止んで青空が見えているが、更に10cm程降り積もり、厚化粧の庭木はモンスター状態。雪はもう要らない。