16, 02. 2010 夕焼けが見えていたが


時折薄日の漏れた昨日、早い時間から作品の貼り合わせに入った。メインとなるパーツに順次パーツを貼り重ねて行くならことは簡単なのだが、下のパーツが何層かを潜って最前部に出て来たり、上のパーツが逆に潜り込んで離れた位置に出たりと、組み手が込み入っているので、組み立ても貼り合わせも時間がかかる。何とか一仕事終えた時には、3時を過ぎていた。午前中は光が弱かったが、時間を追うに従って、光の量が増して来ていた。

3時半過ぎに、買物に出かけた。未だ明るいので、少し南を廻ってから、南西の商店街に行くことにした。北風が強く冷たい。空は北東から青空の領域が広がって来ていた。コメツガと秋に見付けたコブシを見てから、大きな公園を廻って商店街に行こうと、南へ向う。枝に雪を乗せ、コメツガがそそり立っていた。葉裏の白さがとても佳い。更に南のコブシは、沢山の花芽を付けていた。右隣にはズミもあった。




大きな公園の南に続く公園に入る。夏には子供達が野球をしていた原っぱは、大きな雪山が2つも出来ていた。公園を北へ進み、大きな公園の南側に出た。陽が傾き出して、樹々が黒々と影絵の様だった。




公園の西側の道を北に向う。通りに面したお宅に、長い氷柱が下がっていた。大きなお宅で、建材やデザインからそれ程古いお宅とは思われないが、異常な程の氷柱。工事に落ち度があったとしか思われない。軒端の氷も分厚かった。公園の北端の通りを渡り、更に北へ進む。西を見ると、雲陰の太陽が、周囲の雲を様々に彩っていた。






買物を済ませ、何時もの様に白樺公園を通って戻る。シラカバの幹に夕陽が当たり、ピンクに染まった雪面に長い影が落ちていた。広がった青空と夕焼けを見て、夜分は酷く冷えそうと思いながら戻った。




一夜明けた今朝は昨夜来の雪が20cmを超えて、未だ降り続いている。折角の排雪も元の木阿弥。また道幅が狭くなりそう。