19, 01. 2010 雪の公園


新雪に埋った公園は、目映い程輝いていた。晴れてから時間が経過していたので、落葉樹に積った雪は大分落ちていたが、針葉樹はすっぽり雪に覆われていた。公園の中の歩道は、未だ除雪が済んでいなかった。住宅地の除雪も済んでいないのだから仕方がない。吹雪いたこともあって、歩道には50cm近くの雪が積っていた。赤と白に塗り分けられた棒は、ブルトーザーが除雪をする折の目印。住宅地では、塀や生垣が破損せぬ様に、竹に赤いリボンを付けて、目印としている。中へ入るのは無理なので、除雪された南の歩道を西端迄進み、写真を撮りながら東角迄戻り、除雪はされていなかったが、車の轍を人が歩いた跡を通って、北へ戻ることにした。南の歩道から、北にあるケヤキの姿が見られた。




何台もの車が通り、轍を人が歩いて踏み固めた道は、思ったよりは歩き易かった。幸い車が通らず、ゆっくり公園を眺めながら北の端迄辿り着いた。公園の北を通る道は、車の通りが少ないのか、轍の跡も心細かったので、ケヤキを北から眺めるのを諦めて戻った。





バス通りの南に平行して走る商店街の道迄戻る。信用金庫の南の駐車場では、車が雪を冠っていた。商店街のアーケードの西隣では、冬囲いされていない松の雪を落とす方の姿が見られた。




昨日午前中はすっきりせぬ天候だったが、午後から良く晴れた。気温も上がって、雪の嵩が幾分低くなった。夢中で仕事を進めていたが、日が少し傾いたので時計を見ると3時半を過ぎていた。投函しなければならない郵便物があって、慌てて出かける。郵便局の横、小学校の北前の小公園は雪捨て場になって、大きな山が出来ていた。少し南を廻って、ケヤキを見て戻ることにした。前日通るのを躊躇した公園の北端の道路は、綺麗に除雪されていた。公園内の歩道は未だ除雪がされて居らず、北の道からケヤキを眺めて戻った。



すっかり日が傾いて、夕陽が雪を薔薇色に染めていた。