29, 12. 2009 緑の蔦の葉


仕事納めの昨日は、不安定な天候だった。午前中の降雪は、どの位降り積もるのかと思わせる降り方だったが、気温が高くなったのか、雪はやがて牡丹雪に変わった。先日賀状の宛名書きをした折に、住所録に住所が記載されていなかったり、転居で住所が変わっていたりして出せなかった賀状を、調べて書いた。長年使用している住所録は、かなりの混乱状態。そろそろ新しいものに取り替えた方が良いかもしれない。

雪が小止みになったので、賀状を出しに郵便局へ出かけた。切手の残りが少なくなっていたので、切手を買求めた。外へ出ると雪は止んでいたので、遠回りをして過日見付けた紅葉していなかったツタを見て帰ることにした。商店街を真直ぐ西へ向う。突き当りの中央の沢のカラマツは、雪とのコントラストで微妙な色合いを見せていた。住宅街を北へ戻る。変色もせずに、ツタは緑色の葉を見せて残っていた。このまま冬を越すものらしい。家に戻って図鑑を調べてみたが、この種は載っていなかった。園芸種なのかも知れない。長い塀に一面に広がっていた。今年の散歩では随分新たな出会いがあったが、このツタは不思議なものの一つ。来春の様子が愉しみになった。





家が近付く頃、雨が降り出した。雨で路面が緩み、夜半の冷気で凍ると、路面はスケートリンクさながらとなる。新千歳空港では、昨日も欠航便が出たと報じられていたが、この雨はどの様に作用するのか。家に戻って陶筥を掘ろうとしたが、未だ少し柔らか過ぎた。蓋から掘り出した粘土に水を加えて練り直し、ボタン等の小物を作って遊んだ。夕刻、空が薔薇色になった。紫色を帯びた夕焼けとなった。




今朝は空が晴れて、朝焼けが見える。大晦日と元日は、大荒れの予報が出ているが、混乱なく過ぎて欲しいもの。