13, 09. 2009 ホップに出会った


散歩の後半、団地へ入る車道を渡り、駅前通りに続く階段を上った。駅前のイチョウの樹が黄葉し始めているのを、先日札幌からの帰りに目にしていた為。階段を上りきった叢で、ヤマゴボウの実を見付けた。実は既に色付いていた。子供の頃、緑の栗の毬の様な実を、洋服に付けて遊んだことを思い出した。





駅前通りを東に戻る。鉄道沿線の雑木林も色付き始めていた。ヤマブドウの葉は深くシックな色に、サクラの葉は高い調子の暖色に染まり始めていた。




沢の東の遊歩道まで戻り、進路を北に変え、昨日写真を載せた未だ花が残っているヤマボウシを撮り、東へ向かう。8月末に載せた名称不明の花木を見届けようと立ち寄ったら、花木は半分程に切詰められていた。頭頂から花が咲く種なのか、切り残された部分には、勢いの良い花が咲いている。過日名称をお教え頂いたサルビアも見て帰ろうと、東へ向かう。ナナカマドの公園では、揃いのユニフォームを身につけた子供達が、野球をしていた。




立ち木に数種のツタを絡ませているお宅があって、良く見るとホップも混じっている。子供の頃、豊平川を渡ってふ化場に遊びに行くと、斜め向かいに大きなホップ園があり、電柱の様な高い柱が林立していた。40年近く以前に車で出かけた、日高の沙流川の上流で、野生のホップを見付けたことも思い出された。




青紫のサルビアは、未だ花を付けていた。色も花型も魅力的な花。人通りがないのを幸いに、写真を撮って散策を終えた。



オオヤマザクラ     Prunus sargentii バラ科
サルビア・ガラニティカ Salvia guaranitica シソ科
ナナカマド       Sorbus commixta バラ科
ホップ         Humulus lupulus アサ科
マルミノヤマゴボウ   Phytolacca japonica ヤマゴボウ