01, 08. 2011 ヒヨドリバナ


7月末日の昨日は、朝から良く晴れた。陽射しは強いが、湿度も下がり風が吹いて心地良い。これが本来の当地の夏の天候。洗濯機を仕掛けて庭に出る。コシキブの蕾が色付き始めていた。花よりも実の方が華やかな植物。セッコウボクの実が膨らみ、白くなっていた。また、薄気味悪い幼虫を見付けた。動きの速い虫ではないが、直ぐに退治出来る様に、傍に火鋏を置きっ放しにしてある。




ヒヨドリバナが開いていた。平らな花序の中心から開花する。全て開き切った姿よりも、咲き始めの姿が佳い。写真を撮っていたら、フタスジチョウが飛来して、吸飲し始めた。




陶の作業を一段落させ、2時半過ぎに散歩に出かけた。少し遅れ気味だった北の沢近くのネムノキなら、蕾から咲き出しの過程が見られるかも知れないと、南西から北の沢を廻って来ることにした。ハギの先端に花序が見えて来ている。上は西隣の、下は北の沢近くのお宅のハギ。




昨年も見かけたハンゲショウが、白い葉を付けていた。日照が決手らしいので、初秋に、西日が当たる位置に移植して、別名のカタシログサになる様にしたいと思っている。秋から冬にかけて鳥達の食料となるナナカマドの実が、すっかり大きくなっていた。夏場は鳥の姿が余り見られないが、何を食料にしているのだろうか。種苗を扱うお宅のホップが、実を付けていた。花の跡の実になる過程の小さな実が可愛らしい。






一昨年から見ているカラマツが花を付けていた。園芸種なのだろうが、美形の花。住居の西側と北側には、以前から野菜が植えてあったが、今年は南側にも豆が植えられていた。




二番通りを越えて、北の沢の遊歩道を北へ進む。目印のトチノキの位置から住宅街を東へ戻った。小振のネムノキの蕾は、未だ固かった。シラカバ公園近くのネムノキをもう一度見ようと、東へ進む。公園近くの大きなクリの樹の実が、少し大きくなっていた。公園を抜けて、ネムノキがあるお宅に立寄る。未だ数多く残っている蕾を目で追う。丸い蕾が割れて、広がっている状態の蕾を1つだけ見付けた。夜分には葉を閉じるという樹なのだから、開花は日中のことなのだろう。




ヒヨドリバナ Eupatorium glehnii キク科 ヨツバヒヨドリの変種