22, 08. 2009 タマノカンザシ


雨と曇りの予報が出ていた昨日は、雨は8時過ぎには上がり、雲が切れて、10時過ぎには晴れて来た。気温もぐんと上がり、蒸し暑い一日となった。週末に出されていた雨の予報は、押し出される様に、明日と明後日に繰り延べされた。気象衛星が上空に浮かび、詳細な雲の流れの映像を見せられると、翌日の予報すら屢々外れる原因が良く分からない。長く積上げて来たデータも充分あるのだろうに、今迄とは異なった気流の動きでもあるのだろうか。久々の夕焼けが美しかった。

タマノカンザシが力強く花序を持ち上げて来た。ギボウシと近いこの種は、ギボウシよりも葉が柔らかな緑で、遥かに短い花序に、大きな艶やかな花を付ける。開花した花も美しいが、開花前の力強い花序の姿が中々佳い。4箇所に植えてあるが、上の写真の玄関前の午後からの陽が当たる位置が、早く咲きそうな気配。




タマノカンザシの背後に映っているヌスビトハギは、随分長い間目を楽しませてくれていたが、名称の由来となる足音を偲ばせた足跡の様な形の種が出来始めている。タマノカンザシの開花の状態と同様に、花が全て種に変わった状態も再登場させる予定でいるが、出来初めの初々しい種の登場。



花期の終ったナツツバキも実を見せている。花が落ちて間もなくの実は緑色だが、日が経つにつれて、赤味を帯びて来る。そろそろ剪定をしなければならない。



タマノカンザシ Hosta plantaginea var. japonica ユリ科
ナツツバキ   Stewartia pseudo-camellia ツバキ科
ヌスビトハギ  Desmodium oxyphyllum マメ科