09, 07. 2009 ガクアジサイ


3時過ぎまで降り続いた雨が上がり、昨夜は幾分赤味のある十六夜の月を楽しめた。さざ波の様な薄雲が広がる空を見上げて、数日の間に、梅の実が一回り大きくなっているのに気付いた。完熟を待って、ジャム作りに挑戦しなければならない。種から実を外すのが大変そうに思われるが、以前日記に記した折に、蜂蜜に漬け込む方法もお教え頂いたので、今年は大量の梅の実のゴミを出さずに済みそう。

玄関脇の道路に面した植え込みで、「富士の滝」と名付けられたガクアジサイが、盛りとなった。植え込んで7.8 年が経つが、背丈が50cm 程と余り高くはならず、横に広がってくれるのが有難い。装飾花の花心が僅かに緑色を含み、初々しさが感じられる気に入りの種。




一昨日、床に和紙を水張りして乾きを待つ間に、散歩を兼ねて東の沢を超え、建材や日用雑貨を扱う大型販店まで出かけた。片道40分程の行程。東の沢はクマザサが生い茂り、入り込むのが憚られたが、甥や姪が通った小学校の近くで、見慣れぬ豆果を見付けた。薄く長い豆の鞘がぶら下がっていた。春に此処を通った折は、未だ新芽が出たばかりで気付かなかったが、どの様な花を付けていたのかが、気に懸かる。「樹に咲く花」という図鑑でマメ科の植物を調べたが、似た豆果の植物は見当たらなかった。来年5月下旬から6月上旬にかけて、花の在り様を確かめたいと思っている。




ガクアジサイ Hydrangea macrophylla f. normalis ユキノシタ