25, 04. 2022 折れた辛夷

 

地平に近い空に雲が見えていたが、昨日もよく晴れた。日曜日の大仕事、洗濯物に寝具を加えて洗濯機を仕掛ける。風が強そうなので、しっかり着込んで散歩に出掛けた。住宅街を南へ進み、鉄道林前の道に出る。目当ての水芭蕉は、沢から伸びている広葉樹と植え込まれた針葉樹林の間の窪地にある。少し早かったのか、ザゼンソウミズバショウ共に、数が少なかった。

 

 

北へ戻り、1番通りを東へ進む。煉瓦工場の北端にある急階段を注意して降りて、東の沢の底に達した。ゴルフの練習場とテニスコートがある。その間の道を、西に通り抜ける。フクジュソウが数多く咲いていた。西側の流れに沿った遊歩道を、北へ向かう。東側から、長い滑り台が伸びて来ていた。西の斜面から、折れた巨木が倒れていた。よく見ると、コブシだった。遊歩道に伸びる枝は、切り詰められていた。わずかに花が開き始めていたが、この様子では樹が切り詰められると思われた。東の沢の愉しみが失せてしまいそうだった。

 

 

白く光るネコヤナギを見ながら、遊歩道を上がって2番通りに出て、西へ戻る。幼稚園の塀のそばに植えられたムスカリが、咲き始めていた。住宅街のコブシも、花を開き始めていた。

 

 

今朝も、よく晴れている。補給の道を絶って、数多い市民や兵士を餓死させようとしているプーチンの非人間的な采配ぶりに、心が痛む。