17, 08. 2016 国道の南へ


昨朝の青空は、次第に雲が増えて狭まった。ゴミの集荷日だったので、玄関前の植込みで実を付け始めたヌスビトハギを切り詰めた。名称由来の鈎手に曲がった種子は衣服にも付くし、風に乗って飛び発芽する。やはり花期を終えたユウバリシャジンも切り詰めた。先日かなりの量のドクダミを抜いたのに、また生えて来ていて引き抜いた。

雲が厚みを増して来たので、早めに歩いて来ることにした。日が照らないので、歩くには佳い天候。少し実が色付き始めたオオバボダイジュを見上げながら、南へ向かう。鉄道林を通り抜けて跨線橋を渡ろうとして、エゾマツの根元に夥しい数のツリフネソウが咲いているのを見付けた。林の北側には近隣の方々が様々な植物を植込んでいるので、増え広がったものと思われる。跨線橋から夏の列車の窓から良く見えていたオオハンゴンソウが広がっているのが見えた。最近は線路脇では余り見かけない。





国道を越えて、酪農学園大学の敷地に入る。前回育っていた燕麦は、綺麗に刈り取られていた。その西の飼料用の玉蜀黍が、ぐんと背丈を伸ばしていた。通常の玉蜀黍の倍近くある。道路脇のナナカマドに寄生したヤドリギも、道立図書館の南のズミに寄生したヤドリギも、未だ実が見えていなかった。






図書館の南の敷地を、西へ抜ける。垂れ下がった落葉松の枝に、昨年の開いた松毬と今年出来た緑色を帯びた松毬が同居していた。その西には、巨大なプラタナスが実を下げていた。敷地の西の道を北へ戻り、図書館の入口に通ずる道へ入る。曲り角に生えている大きなオニグルミは、数多くの実を付けていた。以前は図書館の入口から国道へ通ずる佳い散歩道があったのだが、酪農学園大学が手前の敷地を買い取って無粋な塀で遮断した為に、一旦東へ抜けないと国道までの敷地へ入れない。以前見事なハクウンボクがあったのを思い出して、見に立寄る。此処のハクウンボクも、良く実を付けていた。







写真の枚数が増えて来たので、残りは今日の写真共に明日載せる。昨夜からの雨が降り続いている。航空機や列車が運航を見合わせ、交通機関はほぼ麻痺状態。雨が酷くなるのはこれかららしい。