21, 02. 2018 夕刻晴れても


昨朝の曇り空から、雪が降り始めた。酷い降りではないが、小やみなく降り続いた、以前買い求めた本を読んで過ごす。1時過ぎに、少し空が明るくなって来たので、散歩に出掛けた。しらかば公園を北へ抜け手3番通りを越え、北の住宅街に入った。

晴れていたら黄緑色が感じられる筈のポプラの梢が、不機嫌な色に見える。北の住宅街も排雪作業が済んで、道幅が広がっていた。住宅街の北外れから、北西を眺める。札幌市街も山並みも、雲の中だった。





勾配の強い坂道を、南へ戻る。歩道脇の冬芽の先端が黄色く見えるレンギョウを見上げる。先日見かけた車庫からずり出た雪は軒を巻き、氷柱も下がっていた。






南東へ戻り、マンサクを見上げる。円かった冬芽は分離して、小さな球形の集合体となっていた。小さな球形には、細い管の様な花弁が納まっているのだろうか。晴れていたら鮮やかな赤を見せるモミジの枝も、黒ずんでいた。小さな冬芽が見えていた。






夕刻、読んでいる本の紙面が明るくなった。窓の外を見ると雪は止んで、青空が広がり始めていた。4時半過ぎに、3階から北西の空を眺める。真っ赤な夕日が、北西の雲に沈むところだった。今朝も空はよく晴れている。気温はぐんと下がって、今日の最高気温は、-4度の予報が出ている。