16, 01. 2019 雲垂れ込める 


昨日は気温が3度迄上がったが、数日続いた晴天の青空は消えて、雲が垂れこめた。下地の段階なので、調合してある絵具を和紙に施す。絵具の大半は床に落ちてしまうが、この作業をしないと色が深まらない。MIXY友の方々から誕生祝のコメントを頂戴し、正午過ぎには浜松在住の詩人Iさんから、お心配りのお品とメッセージが届けられた。家族からも、プレゼントを受け取った。

雲が低くなって来たので、降り出す前に散歩に出かけた。広い空を見たくて、北西へ向かった。しらかば公園の遊歩道を、北へ抜ける。遊歩道脇では、出来上がった土台の一部に、コンクリートが注ぎ込まれていた。3番通りを越えて、北の住宅街の外れから雲に覆われた北西を眺める。住宅街から運ばれた雪が、高く積まれていた。山並みは見えなかったが、高く広い空は享受出来た。




南北に通る幹線道路を、南へ戻る。歩道が除雪され、気温の上昇でアスファルトが覗いていた。歩道脇のレンギョウを、見上げる。膨らんだ冬芽の先端が、黄色く見えていた。





3番通りを越えて、南へ戻る。車庫の屋根の雪がずれ落ちて、大きく弧を描いていた。光が不十分なので、機嫌の悪い色の満作を見上げる。冬芽は細分化されて、小さな凹凸を見せていた。しらかば公園に、西から入る。住宅街からの雪が、高い山になっていた。塀の上の雪の壁に、フジの赤みを帯びた冬芽が見えていた。






夜分の雪が出窓の子屋根に積もっているが、明けて来た空は浮雲は見えるが青い。陽光のある内に、仕事を進めたい。