16, 01. 2018 雨が上がって


喜寿の誕生日だった昨日は、午前中は小雨がぱらついた。折角歩き易くなった路面の状態を想うと、うんざりする。パソコンに残っている個展のカタログ原稿をCDに焼き付けたり、自作の作品を基にしたレターパッド等使用したいファイルを新たなパソコンに取り込んだりする作業を続けた。

昼食後少し雲が高くなって来たので、散歩に出かけた。傘をさすのは鬱陶しいので、フード付きの革の上着を着用した。この程度の雨なら、濡れずに歩くことが出来る。しらかば公園の遊歩道を、北へ向かう。路面は予想よりは酷くはなっていなかった。遊歩道の東側に出来た住宅街から押し上げられた雪の山を、重機が崩してトラックに積み込んでいた。3番通りを越えて、北の住宅街に入る。晴れていたら若草色に見えるポプラの梢に、鳥の姿があった。雨が殆ど止んで、陽の位置が分かるようになってきた。





団地の北端から、分厚い雲に覆われた北西の山並みを見渡す。随分切り詰められたキウイにも、円い冬芽が見えていた。北の住宅街を、東へ戻る。陽が射しはめて来た。青空の領域が広がる。これも厳しく切り詰められたフサスグリに、白い冬芽が出ていた。レンギョウの冬芽の先端が、黄色く見えるのが嬉しい。マンサクを見に立ち寄る。分離した芽が、大きく膨らんでいた。昨年咲かなかった椿に、蕾が見えていた。








夕刻まで、青空は広がっていた。昨夜降雪があったようで、出窓の子屋根に薄っすらと雪が載っているが、青空が広がってきている。週末までは、真冬日は逃れられる予報が出ている。