04, 01. 2017 落葉の条件


昨朝7時半過ぎから、大きな牡丹雪が舞い始めた。前日郵便物は届かなかったが、賀状が届けられる。万全を期した積りだったのに、出さなかった方々からの賀状が届いて宛名書きを始めた。正午過ぎには降りは大分納まり、雲が高くなっていたが降り止まなかった。膾もそろそろ飽きたので浅漬けを作ろうと、野菜を買求めて来ることにした。

10cm弱の雪が降り積っていた。三が日で除雪はされていなかったが、歩くのに支障はなかった。先ず賀状を投函して、東へ向かう。青空が透けて見えているのに、風花の様に雪が降っていた。突き出したイチイの枝に載った雪が美しかった。




前日も記したが、本来落葉すべき広葉樹の枯葉が気に懸かる。モミジやカエデの類いが多いが、そればかりではない。果樹と思われる樹やユキヤナギの葉が残っているお宅もあった。何れも陽当たりの良い梢の葉は落ちているので、葉が充分に色付かぬ内に雪と低温に見舞われた為かと思われる。落葉の条件があるのだろうか。




東のスーパーで野菜を買求め、重い買物袋を下げて戻る。3番通りを渡ったら、南西の突き当りに赤い陽が見えていた。ナナカマド公園へ、北から入る。遊歩道の並びにも、葉を残した樹々が散見される。カシワは殆ど葉が落ちずに、そっくり残っていた。公園を西へ抜けて、小さなネムノキの前を通る。ネムノキも陽の当たる南側の葉は落ちて、北側の葉は緑色を残したまま枯れていた。






今朝雪は降り止んでいるが、空は曇空。庭木が雪の華を咲かせている。余り陽当たりの良い庭ではないが、庭木に枯葉は残っていない。これ程枯葉が多く残っている冬は記憶にない。