13, 10. 2016 軌道を塞ぐ雲


晴の予報が出ていた昨日は、東から北へかけての空は真っ青だったが、陽の軌道は雲が多く日射しは中々届かなかった。10月に入っても気温が高かったので、薄手の長袖を着用していた。朝夕の気温が低くなって来たので冬物の衣類を取り出して、薄手の衣類を仕舞い込んだ。明度も彩度も低い色の衣服が多く、気が滅入る。

午後少し早めに、夕食の素材を買求めに出掛けた。南から北西へかけての雲が高く、時折雲間から陽が射すが、直ぐに雲が陽を飲込んでしまう。今年は殊の外美しかったノブドウをもう一度見ようと、南の住宅街へ向かう。終盤のノブドウの実は、複雑な色合いを見せていた。棚を架けないキウイにも、数多くの実が下がっていた。今年取分け見事な実を見せたマルメロを見に立寄る。充分熟して、実が落ち始めていた。





東の沢手前の公園のホウノキが、大きな葉を振り撒いていた。路面にまで葉が広がっていた。最上部の写真の右端が、ホウノキ。沢の西の道を、北へ向う。沢を背にしたお宅のコマユミの葉が、殆ど落ちてしまっていた。物置の外壁を覆っていたフウセンカズラと竹が取り払われ、新たな植物が植込まれていた。物置の窓から、木製の梟が植物を覗き込んでいた。沢から西へ突き出たあかしや公園の楓は、他の樹々が色付いて6月からの早とちりが目立たなくなっていた。沢を離れて、住宅街を北西に向かう。桜は葉を殆ど落としてしまった。小さなカルミアの実も、色付き始めていた。







東のスーパーで野菜を買求める。ハロウィーン用の小さな南瓜が出ていた。西のスーパーの裏手へ廻ってみる。山並みは見えていたが、雲が高かった。買物を済ませて戻る。中央分離帯の樹々の色付きが、深まって来ていた。




今朝は南の空が晴れている。午前中に仕事を進めて、午後から知人の作家の個展を観に、札幌へ出掛けることにしようか。