28, 05. 2015 ホウノキ開花
春の訪れが早く植物の展開の早さに驚かされているが,関東地方も5月の夏日が16日となっていると報じられていた。昨日も関東以西は気温が高く,真夏日の地点が数多くあった。インドでは46度という高温で,1000人を超える死者が出ている。もう間に合わないかも知れないが,余程しっかりした温暖化対策をとらないと,希有の惑星は生物が住めぬ惑星に変貌しかねない。
午後の彩色作業を終えた2時過ぎに,買物がてらの散歩に出掛けた。歩き出す前に,庭を一巡する。家の影になり陽当たりの悪い東側のヤマシャクヤクの蕾が白くなって来ていた。背丈が充分伸びぬ株の中央に,小さな蕾が見えている。これは開花出来るだろうか。クリンソウが花を開いていた。
そろそろホウノキが花を開く頃と,南東へ向かう。近隣では最も大きなマルメロが,満開状態だった。東の沢が近付く頃,手前の公園のホウノキが開花しているのが判った。沢沿いに,北へ向かう。サワシデが白い花を下げていた。沢の底から伸びる巨木のホウノキは、未だ蕾が冬の衣装を着けていた。
3番通りを西へ戻る。中央分離帯のアズキナシが未だ花を付けていた。イヌエンジュの梢が白くなっていた。先日更に東で見かけた白いマメ科の樹は,イヌエンジュだった。西のスーパーの裏手へ廻ってみる。北西から南東へかけて、橋の様な長い雲が伸びていた。手稲山の残雪は殆ど無くなっていて,その奥の山の頂きが白く見えるのみとなった。
食材を買求めて戻る。街路樹のシナノキに、托葉と小さな白い花序を見付けた。程なく街は甘い香りで満たされる。