24, 05. 2015 花の香り漂う


浮雲の量は多めだったが、昨日は久々に風が凪いだ。教室の最中にも,窓を少し開けることが出来た。昨年秋から,8ヶ月振りのこと。窓を開けて過ごせる時期は少ない。教室を済ませて,アトリエの床を磨く。もう少しで出来上がる和紙のパーツを水張りして、2時半過ぎに買物がてらの散歩に出掛けた。

風が凪いで,前日より最高気温は低い筈なのに暖かい。様々な花の甘い香りが漂っていた。マルメロが開き始めていた。生垣の間から覗くので,花芯が見えない。ツツジも最盛期。住宅街の中の畑では、植込み作業が進んでいた。白い藤があったのを思い出して立寄る。五分咲きの状態だった。先端まで咲き切るより、姿が佳い。






住宅街を北へ向う。門の傍の蒲が伸びていた。オオヤマレンゲの蕾が白く見えている。6月を待たずに開花するかも知れない。スーパーへ入る前に,裏手へ廻ってみる。山並みの残雪が殆ど消えていた。山の雪が消えると,風の芯がなくなる。一時高騰していた野菜が,少し値を下げて来た。買物を済ませて戻る。夏花のヒレハリソウに,蕾が下がっていた。小さな実を付ける柿の木が,艶のある葉を広げていた。






今朝は雲なく良く晴れている。風も余り強くはない。将に五月晴れ。晴天が続きそうなので,手がけている作品を仕上げてしまいたい。