14, 04. 2015 ヤドリギの花


列島南部は風雨に見舞われ雹の降った地方もあったが、当地は終日雲なく良く晴れた。午前中絵具の乾きを待つ間に、2つのバッグの梱包をする。午後一仕事終えて、郵送の為に郵便局へ向かった。郵送を終えて、南へ向かう。早い春が訪れて、庭仕事に取りかかろうと思っていた矢先の飛び入りの用事から解放されて、気分が軽くなる。前日見かけたヤドリギを思い出し、国道の南を廻って来ることにした。

酪農学園大学の芝生は、もう緑色になっていた。国道の南を平行に走る道を、西へ向かう。鉄道林の北西に、青空を背にした山並みが見えた。道路脇の白樺には、数多くのヤドリギが寄生していた。背丈が高過ぎて、ヤドリギの細部は見えない。目当てのナナカマドに寄生したヤドリギを見る。黄色く見えていたのは、やはり花だった。








更に西へ進み、道立図書館の南へ出る。ヤドリギを寄生させたズミに、芽が吹いていた。小さな松毬を付けた枝に、新たな芽が光っている。キタコブシの白い蕾も、陽に光っていた。図書館の北へ廻り、無粋なフェンスを回り道して無人の芝生を歩く。2羽のセグロセキレイが、芝生を歩いていた。期待していたキバナノアマナは、葉は出ているが蕾は上がっていなかった。







アンダーパスを通り抜けて、団地へ戻る。先日見かけた土手のエゾエンゴサクが増えていた。枯葉も大分緑の葉で目立たなくなって来ている。未だ水が退かぬ中央の沢を渡り、住宅街を北東に戻った。陽当たりのよい庭に、早くもオキナグサが蕾を上げていた。




今朝も良く晴れている。今日から仕事の合間に、気に懸かっていた冬囲いを外す作業に入ることが出来る。